40歳からのブログ MSWの日常

ソーシャルワーカー備忘録。雑記。旅行記。軽く福祉。

【雑記】ソーシャルワーカーってなんだろう・・・

すごく久しぶりのブログだなぁとしみじみ。ここ数ヶ月鬼のように忙しく大好きなツイッターでの飛行機話すら追えずに過ごしてきました。

生きているのかどうかさえ、感情さえ忘れてただ必死に働いてきたと思います。今日は、ソーシャルワーカーってなんだろうと考えてみたいと思います。ソーシャルワーカーのみなさんに嫌われるかもしれません。まぁ、それはよいとして話をすすめます。

 

ブログでも一度は取り上げた気もするけど、再定義。

ソーシャルワークの定義

ソーシャルワーク専門職は、人間の福利(ウェルビーイング)の増進を目指して、社会の変革を進め、人間関係における問題解決を図り、人々のエンパワーメントと解放を促していく。ソーシャルワークは、人間の行動と社会システムに関する理論を利用して、人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入する。人権と社会正義の原理は、ソーシャルワークの拠り所とする基盤である。(IFSW;2000.7.)

私の好きな箇所は

「人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入する。」

という一文です。

相互作用という言葉が好きなんだろうと思います。

だけど、介入するには、やはり、いろいろな視点を持っていろんな可能性を一生懸命頭を抱えて考えて考えぬくことが大事だと思うんです。

ちなみに。そもそもこの定義は、英語なのできっと訳し方で捉え方も違うのかもしれません。

そんなわけで、基本的に「決めつけ」ラベリングが大嫌いな私は、ソーシャルワーカーあるあるが大嫌いです。

「そういう患者いるよねー」とか、教科書に載ってる正解を信じてそれに違う答えを言うと白い目で見る人たち苦手。なので、私は社会福祉士会にははいっていません。社会福祉士会をダメと言っているわけではありません。ただ、社会福祉士集団は苦手です。なかなかその輪に入れない。むしろ他職種さんの方が話が合う。

私が理想とするソーシャルワーカーさんは、まずは話をきいてくれること。自分と違う考えでも、間違っていても、まずは話をきいてくれる人。いろんな選択肢をもっていること。一緒に悩んでくれる人。笑ってくれる人。泣いてくれる人。それは社会システムに関する理論とは違うんだけど、人としての温かみを持ってそれぞれの環境との接点に介入し、問題解決を図ろうとするソーシャルワーカーさん。そんな人に会ってみたい。私ならそんなソーシャルワーカーさんに支援されたい。

きっと、ケアマネさんだって親身に探してくれると思う。寄り添ってくれると思う。

たまたま今日、研修に行ってきたんだけど、ワークの際、当たり前の答えしかでてこなくてみんな教科書的な正解を言って納得していたことがつまらなかった。ソーシャルワーカー迷子。

自宅に戻って、ぼーっとしていてなんとなく切なくなってきて、悲しくなってきたので、(こんなソーシャルワーカーいたらなー)ってふんわり考えみました。

みんな、どんなソーシャルワーカーなら心を開くのかなぁ。そもそも、ソーシャルワーカーってなんだろう・・・そんなことを考えた1日でした。明日も研修。行きたくないけど頑張ります。なんせ、自腹だしね。