40歳からのブログ MSWの日常

ソーシャルワーカー備忘録。雑記。旅行記。軽く福祉。

不倫反対派の私が、その道に片足突っ込んで涙目になったお話

なんということはない、私が、不倫の道に足を踏み込んだ結果、価値観がどう変わったかという話です(フィクションです)。

かねてより、「不倫は私の近くではご遠慮願いたい」と訴えていた私です。

そんな私が、妻帯者と出会い恋に落ちました。そういう思い出話です。

好きになる前とあと

好きになる前

当たり前のようにステキな人だな…。仕事もきっとできるだろうし、家族も幸せだろうなー。

そんな風に思っていました。そんな家庭も仕事も安定している彼に惹かれたのでした。

好きになったあと

好きは好きでも、ある意味好きになった理由が砕け散りました。相手は私の事が好きだというのです。妻子持ちだから振り向かれることはないと思っていましたが、振り向いてもらえるんですね。第三者からみたら都合のいい女決定です。

そして、好きだとお互いが気持ちを確認し合うと関係は「不倫」決定なのです。好きだと言われてからは、相手の本音が見えてきました。なぜなら、相手が色々な話をしてくるからです。嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと。

妻にいえ。としか思えません。私は非常に都合のいい女で、まず、「私と奥さんどちらが好き?」とか「もっと一緒にいたい」とかそうした定番的なセリフは言いませんでした。なんせ、思っていなかったから。あって2回目くらいには、甘えた彼の態度にイライラし始めていたのです。

好きになったあとって一体好きになる前とどう違うのか、そんなことをふと考えてみました。それは、自分のことを嫌いになった瞬間でした。

好きになったというのは、その人を「好きになる覚悟」というようなものだと思います。

当たり前のように、思ってた人とその人は違いました。

勘弁してよと思った出来事

まず、妻との諍いに疲れたと愚痴る

私は別れて欲しいと思っていなかったこともあり、全力で奥さんの味方をしました。家で幼い子の面倒を1人で見ることの閉塞感。私が経験した辛さを訴えました。またケンカをするのはお互いの絆を確かめ合う意味合いがあること。なんで、夫婦喧嘩のフォローを私がしなければならないのか。そんな事を思いましたが、仕方ない。

ソーシャルワーカーとしての基礎を教える羽目に

ってか、これについてはお金を取りたいと思いました。例えば、介護保険とはなんぞや、とか。今後の国の方針について。介護報酬についてなどなど。なんでそんなことも知らないの?とツッコミどころ満載の彼です。この男が、一般社団法人の代表とか、ちゃんちゃらおかしいとげんなり。名誉毀損になってはいけないと思いますが、この人が運営する団体に対する信頼はゼロになりました。だって、私が色々教えてるんだもん。

 

もちろん、気持ちは冷めていく一方でした。

今までの私

やっぱり冷静になってもならなくても、不倫はよくないことだと思いました。今もそう思っています。

昼顔効果じゃない?という意見も聞いたけど、やはりいいことはひとつもない。

今の不倫をする人たちへの考え方

今までと大差ないのです。ただ、セカンドパートナーという都合のよい言葉を知りました。

身体の関係はないけど、心のパートナー。

そういう意味なのだそうです。

逆にその方が嫌だわ!

と思いました。

自分の旦那さんが自分のことを心のパートナーだと思っていない。だったら、不倫をしてもらって心は私にあるほうがマシだ思ったのです。世の中の奥さまはどう思うのか。

不倫をしている人の気持ちがよりわからなくなった

不倫のどこがいいのか、経験してみて、よりわからなくなりました。

私自身、「奥さんと別れて欲しい」と思えませんでした。相手が悪かったのか、

こんな人と生活を共にするとかありえないわ

これが本音。

それと、相手のことを信じられなくなった時が別れどきなのだとも思うのです。

もちろん、相手の気持ちなどわかりません。

好きだ

愛している

さらりと言えるんですよね、不倫相手には。逆に妻には言えないんでしょうね。愛は、そっちにあってこっちにはないんですよね、多分。

私は言葉は理解できましたが、信じることはできませんでした。

だったら、付き合うな。それは真実。

本当にそのとおり。百害あって一利なしとはこのことです。私は経験なく、不倫はよくないと言ってる訳ではなくて、経験上、不倫はよくない。よくないというより、どんな綺麗事を並べたとしても、結果的に不倫は不倫です。慰謝料を求められても当たり前の行為です。

ハルさんもニュースなどで不倫という言葉を知っているので、どう思うか意見を聴いてみました。

ハルさん:「別にいいけど、奥さんが哀れだよね。だから結婚なんてしないほうがいいんだよ」

と極論を出されました。ハルさんが不倫をしなければいいだけなんけど。

ただ、こんな母親をもつハルさんなので申し訳ないという思い。なんとなく不潔という感じ。過ぎたことなので、思い出すのもなんだかなーという感じですが、二度とこうしたことのないようにしたいと思っています。

誰を好きになろうと自由だと思いますが、妻子持ちを好きなったとしても態度や言葉には絶対に出してはいけないと私は思います。自分のためにも相手のためにも。

そして、重ねてになるけれど、どれだけ綺麗事を並べようとも、その関係は汚いものだと私は思います。そして、私自身も汚いのだと思います。この事実は消えないと思います。

もし、それでもその人を愛し続けるというのであれば、失楽園くらいの勢いが欲しいところです。なかなか無理な話だと思うけど。

なので、基本的に、不倫はやめたほうがいい。相手に妻子がいる事を後から知ったとしても、知った時にぜひ引き返す事をオススメします。女もバカですが、男はゲスい。

少なくとも、私の相手はゲスいおっさんでしたし当時の私もバカなおばさんだったと思います。