40歳からのブログ MSWの日常

ソーシャルワーカー備忘録。雑記。旅行記。軽く福祉。

14歳の男の子との3連休の使い方が難しかった 次の休みこそ空に行こうよ

私とハルさんは1DKの小さなアパートともいえる築30年のマンションに住んでいる。部屋がご飯を食べるところと寝るところしかないので、それぞれ逃げ場がない。例えば、ケンカをしたりすると小さな我が家は嫌な雰囲気で埋め尽くされる。2人で暮らしているから逃げ場がないのだ。これはあまり広くない家に住む夫婦にも言えることで、喜びも悲しみも家という空間にいるとその中でその気持ちを共有しなければならない。ハルさんとケンカした時、いやぁな辛い時間が仲直りするまで続くのだ。

特に、声変わりが始まりそろそろ思春期なんだろうなぁ・・・そろそろ

「死ね!クソババア!!!」とか言われちゃうんだろうな〜って寂しさを日々抱えている私としては、少し連休の使い方に胸を痛めている。

小学生の頃は旅行に連れ回してもついてきたハルさんも最近は「行きたくない」ときっぱりと答えることができる。

おかげで旅行に行くことがなかなかできない。私は、今年SFC修行というものをしていてそれはハルさんとの旅行を少しでも快適にできたらいいなという気持ちがあってのことだったんだけど、ハルさんは私との旅行はしたくないようだ。実のところ、ハルさんがここまで旅行嫌いとまでは思っていなくてさらにいうとハルさんは飛行機に乗って旅行に行きたくないという。これには少し困っている。

話を戻して、この連休は日曜日にケンカをしてしまった。こんなときハルさんは自転車で遠出をする。日曜日は家から20キロほどある渋谷まで出かけたらしい。実はハルさんの行動はハルさんに持たせているiPhoneのGPSで確認はしていて渋谷に行こうとしているのはなんとなくわかってはいたのだけど、黙っていた。

渋谷についたとLINEで連絡が入った時に「写真でも撮ってくれば」と返信したら「疲れたから帰る」と一言。

家に帰ったきたころには、14歳にして私の扱いが世界で一番うまいハルさんは自慢げにケンカしたことをなかったことにして「俺すごくね?大きな道路の看板に右は渋谷だよって書かれてたからその通りに進んだら渋谷についちゃったよ」と笑顔で威張った。

笑って「すごいんじゃない?」そんな風にこたえた。

翌日は朝6時に起きて高尾山に行こうと約束した。

でも、起きたのは8時。

「プールいく?」

高尾山ではなく、2人で近所の市営の温水プールに行くことにした。

温水プールは結構空いていた。私は泳ぎは得意でハルさんは苦手。私はお腹が出ていて脚が太くハルさんは手足が長く痩せている。2人でお互いをけなしながら1時間ほど泳いだ。プールで泳ぐのは良い。泳いでいる時は精神的に落ち着くようでストレス発散になったように思う。そのあと、アイスクリームが好きなハルさんはサーティワンでアイスを好きなだけ食べた。そしてカラオケに行き2時間過ごした。カラオケでは採点をお互い点数を競うのだけど私はビブラートが非常に苦手でハルさんは非常に得意。NEWSとback numberを歌ったり。

帰りに2,000円分のポテチを買って暑い、暑いと言いながら自転車をこいで家に戻る。ハルさんは日課のマイクラをはじめ、私は簡単に家の掃除をする。ハルさんはマイクラをしながら、歌を唄う。私はTVをつけSEKAI NO OWARIのライブ映像を流す。

そしてハルさんの横でこうして日記をつけている。ハルさんは一日2時間と決められたマイクラ時間を懸命に過ごしている。

マイクラが終わったら、来週運よく得られた振休を使って海を観に行かないかと誘ってみたいと思っている。

「海を観に行くためだけに飛行機を使ってみませんか?」

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SEKAI NO OWARIを聴きながら、ご機嫌なハルさんが気に入りそうな海の画像を探しながら、そんなことを思っている。

三連休のうち2日は、うまく使えなかった。でも、今日はそこそこ上手にハルさんと過ごせたのではないかと思っていてその締めくくりに海を観に空を飛んで観ないかと誘いたくて、そこでOKをもらいたくて、どうするかなぁというところだ。

今日は一切、スマートフォンを触っていない。なぜなら、ハルさんに「ママは何かあるといっつもスマホだよね」と言われたからだ。私から言わせると(お前もな)というところであったりもするんだけど、それを言ったらそこで終わりだ。試しに今日はスマートフォンの電源そのものをオフにした。出かけるときにも持って出なかった。だからかハルさんの文句も減った。こんな小さな対策も忘れずにハルさんを空に連れて出す計画をこれから始めようと思う。

14歳の男の子との連休の使い方は難しい。でも、本当に出かけてくれなくなる日はそろそろだなと思っていたりもする。