唐突ですが、フォトリーディングなるものをご存知の方いらっしゃるでしょうか。数年前流行った読書法です。読書法というとフォトリーダーのみなさんは「違う!」と怒ったりするかもしれませんが、解りやすく分類すると読書法ですから、ここでは読書法の一種として説明したいと思います。
フォトリーディングとはなんぞや
フォトリーディングとは、毎秒 1 ページを超えるスピードでページをめくり、写真を撮るように本の情報を脳に送り込む速読術です。一度にページ全体を眺めるフォトフォーカスという特殊な目の使い方で本の全体像をつかみ、その後「文書の要点は?」「明日の会議に役立つ情報は?」などの質問を自分に投げかけて脳を活性化し、本から必要な情報を取り出します。フォトリーディングを行うと、単に本が速く読めるだけでなく、内容をより深く、的確に理解した上での情報処理が可能になります。引用元:ALMACREATIONS,IncWEBサイト
▼詳細
10年前ほど前でしたかね、イケてるビジネスパーソンに流行った本です。中身はさておき、いっとき本当に流行りました。インストラクターの資格を取った人もいるくらいですが、生き残っているのは数え切れないほどです。
やり方は、上記「あなたもいままでの10倍速く本が読める」に書いてあります。
本を買って実践できるかどうかについて
私は正直、本だけでは実践できないと思います。本屋で立ち読みを勧めたいのですが私はこの本は、フォトリーディング講座のテキストの位置づけであるのでこれだけで効果を得たいというのは無理な話だと思っています。
だったら、講座を受けたら効果を得られるかどうか
私は、講座を受けただけでも効果は得られないと思います。私自身、数年前にフォトリーディング講座を受講していて、そのときのインストラクターともいまだに懇意にしています。それは素敵な人だから。そのインストラクターは「フォトリーディングは絶対」と思っているし、その人は実際に10分もあれば単行本を読めるし中身も本当に覚えてしまっているのです。嘘ではありません。だから、できる人はできるのだと思います。
では、私は講座を受けたあとどうしているのか
講座では毎日フォトリーディングを続けるようにとくぎをさされるのですが、毎日フォトリーディングなんてできません。結局継続せず終わっています。
それでも、読書法は完璧に変わってしまいました。
文庫本は1時間でビジネス本は2時間で読みます。しかし、飛ばし読みです。自分に必要そうな内容だけを切り取って読むくせがついてしまいました。
また、DVDについては倍速で観るくせがついてしまって余韻に浸ることが出来ません。
昔から読む速度は人より速いほうでした。でも、今はマンガなどは15分程度で読んでいます。
しかし速いだけあって忘れるのも速くなりました。
読書ログはつけています
それを防止しているのが読書メモ・ブログ・マインドマップ、この3つの読書ログです。
一番、私に会っているのはマインドマップでとる読書ログです。
▼私が書いた書きかけのマインドマップ(真ん中にイラスト書いてないけど)
色がついているので思ったより鮮明に思い出すことができて楽です。
フォトリーディングは本当に取得できるものなのか
実際に受講しましたが、本当に写真を撮るように本の情報を脳に送り込む速読術かどうかは私は実証できていません。だから少し疑ってかかってもいいと思います。そのかわり、フォトリーダーは「疑った時点でバイアスがかかるので習得できないよ」というと思います。できないと思ったあなたの脳では何もできません。そういった意味です。それもどうなのさって思うけど。
フォトリーディングを受講した人(以下フォトリーダー)で成功している人は思いっきり大化けしていることも事実です。その要因がフォトリーディングか検証は難しいかもしれません。でもそこそこ効果はあるのかもしれないと思ったりしています。
私自身は、そうそう習得できるものではないと思っています。実際に高価な講座なので、受講したら絶対にできるものかというとそうではないのでよく説明会に行って決定するといいと思います。
私は受講したことをどう思っているか
私は後悔していません。変わった世界を体験できたし、そこで知り合えた人に素敵な人が多かったからです。でも、変わってる人多いんですけどね(自分も含め)。
私は形の残らないものにお金を使うことでストレスを発散することが多いから、参考になるかどうかわかりませんが、ひとつ後悔するかしないかを判断するのによいたとえがあります。
- 人に勧められて投資や投機をしました
- 損がでました
- 勧めた人を強く批判しました。
こういうホップステップジャーンプ!というタイプ人は絶対にやめておいたほうがいいです。
人生すべて自己責任と思っていてやる気満々の人にはおすすめかもしれません。
マインドマップは個人的にすきで今も利用しています。
何かの参考になるとよいと思っています。
要注意:私は、誰かの回し者では絶対にありません。中立、中立。