土日と知人に誘われて、山梨県の森まで行ってきました。藤野という駅から車で50分のところです。私は体調を崩していてキャンセルしたいと思ったのですが、私はその知人が大好きなのでがんばっていってみました。
森についたよ
建物は100年前の古民家を移築したものだそうです。とても素敵でした。
当時まんまになるべくしているようです。ここで1泊予定です。みなさん、となりの岩風呂に行ってるようで知人と2人でいろんな話をしました。
みんなが戻ってきて囲炉裏を囲んで座談会。
▼天井はこんな感じ
あまり寒くありませんでした。
森はこんな感じ。もともと手つかずで枯れ始めた森を再生しようと頑張っている知人。優しい55歳。男性。素敵だと思います。
▼リアルに乗れるブランコ
もともとはキャンプ場も経営しているそうですが、今は田んぼ作りを頑張っているそうです。
▼稲
そして田んぼ
私はというと風邪をひき、田んぼに入らず山を観ていました・・・。
今回はイベント料がおおよそ20,000円で三食付き。5キロのお米つき。そんな内容でした。正直高いと思ったのですが、知人の開催イベントでしたし人が集まらなくて困っていると言っていたので行ってきました。
ところが・・・
森には魔女がいました。
魔女のスペック(悪口に聞こえたらすみません・・・)
- 50代後半
- 自分のことを若い美人だと思っている(まぁ美人)
- 「私アンチエイジングって言葉大っ嫌い」本人談
- 物事をはっきり言いすぎる
- 自分を女王だと本気で思っている
そんな魔女に私は
「まくさんって顔暗いわよね」
「椎名りんごを不細工にした感じ」
「なんかやる気あんの?」
「いいよね、子供いて。でもシングルだっけ」
などなどいろんなボールをぶん投げてきました。
極めつけは、寝ているときに寝言で「うるさい!」と怒られました。翌朝、「まくさんがうるさくって寝れなかった。夜、話をするのやめてくれない?」。周りが「魔女が寝言言ってたんだよ」というと「それはまくさん」と言ってききません。どうでもいいよ・・・。ちなみに私はあなたの寝言だけでなくいびきでも寝れなかったから・・・。単に私が嫌われていたことでしょうね。
森の魔女から教わったアラフィフになって気をつけたいたったひとつのこと
老いを認めること
いびきもそうですが、何かミスが起こると人のせいにします。いやいいんだけど・・・。でも、いびきって歳をとれば当たり前にでてくるものだし、素直に認めても誰も文句言わないと思う。
若い子に負けじと頑張るんですよね。
これって重力に逆らって自力で地球から宇宙で飛び出すようなもんでしょうし。何故自分より10コ年下のコより「私のほうが肌つやもいい」と張り合うのかしら・・・。
キラキラって「アンチエイジング」が嫌いだったら、キラキラできないと思うのだけど・・・。スマホはデコられまくり・・・そして私のスマホにカバーがついてないのをみては「ふふ」と笑う。なんですか?その笑い・・・。バカにされたのか、それとも褒められたのか謎です。
そして魔女は自分をほめたたえるのが好きです。
女王は料理担当でホスト側だったのですが、自分の料理を自らほめたたえます。いや、美味しいかどうかを判断するのは食べる人たちですから。そもそも野菜や山菜は山からの恵みなのに料理代高すぎない?控えめになるということはできないんだろうか・・・。ただの性格の悪いオバサンでしかないと思うんですけど・・・。言葉の爆弾に弱いオバサンとオバ魔女との戦いはまんまとオバ魔女の勝利です。
まとめ
私、知人は大好きだけどこの人が必ず、料理当番としてここにいるなら絶対に行かないと思いました。女性が少ないというのはこの魔女が原因だと思っています。
ただ私もこうしたアラフィフになる可能性がゼロではないので自戒の意味も込めて週末の出来事を書いてみました。
私、魔女は今度着物持ってこようかしらと言っていましたが着物を着ることよりもっとするべきことがあると思いますよ。
素直に老いは認めましょう。若い子に恥じることはありません。私たちをおばさんと笑った彼女たちもあと30年もすればそのおばさんです。自分の否定したおばさんになっていくことが怖くて美容に過激に気を使うのではないでしょうか。
生きることは老いること、そして死ぬこと。シミシワもお気になさらず。みんなできていくものですから・・・。そして若い子にそこで勝つことはできませんし勝つ必要もないのです。勝負するだけ時間の無駄です。おばさんをバカにする若い子はあとで苦しむわけですから(かわいそうに・・・)とでも思っておけばよいのです。勝負は同じ土俵でしたほうがよいかと思います。私は戦うつもりはない・・・。
私は魔女の魔法にかかりすっかり風邪をひきました。森の魔女は魔法も使えるのか・・・・。帰りに「今度は体調のいいときに来なさい」と言われましたが、あなたの魔法のための風邪ですとも言えずに「すみませんでした」と謝ってしまいました。
私は美魔女だと彼女は言いましたが、そもそも魔女の段階で怖いからさ・・・。美魔女を目指しているみなさま、キキ*1の存在を忘れずに素敵な魔女を目指していただければと思います。風邪ひいたよ・・・。本当はこの森をみなさんにお勧めしたくて宣伝もしたかったんだけど、もれなく魔女もついてくるので宣伝は控えます。