40歳からのブログ MSWの日常

ソーシャルワーカー備忘録。雑記。旅行記。軽く福祉。

アラフォーシングルの女子会 老後とお墓の話

今週の金曜日は、友達が激安フレンチがあるから行こうよ!と誘ってくれたので仕事帰りにふらりと川崎市まで行ってきました。

激安フレンチ でも美味しい!

お店は武蔵新城から徒歩8分。ルコネッサンスという素朴なフレンチ。激安です。アルコールはいれずに、食べまくって1人3,000円。そして、美味しい!私は比較的イタリアンを食べ歩きます。フレンチはよくわからないのです。

学生の頃、テーブルマナーを叩き込まれましたがあんまり覚えていないしフレンチ難しいよぅということで誘われない限り行かなくなってきました。そんな日々、友達がフレンチ誘ってくれました。かなり美味しかったです。いかんせん、待ち合わせ20時だったのでそれまで夕食お預けだったこともあり、お腹ペコペコ。本当に美味しかった!ジビエとかもやればいいのに・・・。

▼ゆいいつ写真とったヌガー

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真面目に美味しいから。

4人集まって出会いの話

私が44歳、あとの3人が42歳。初めは好きな人ができたかとかそんな恋バナに花を咲かせてみようかと話をふってみたところ、「まくちゃん、彼とはどうなった?」と返り討ちにあいました。

みんな未婚です(私は離婚歴あり)。どうしたら、結婚できるのかという話になりました。しかし、その時間もつかの間。話は老後の話になっていきました。

老後が不安で保険貧乏になっている

かなちゃん(仮)は一流企業に勤めるOLさん。かわいいのですぐに彼氏とかできそうなものだけど、相手はいないとのこと。最近はいろんな保険に入っていてその支払いが大変と言っていました。趣味は、マラソンや旅行と充実しており多分、結婚願望がそんなにある感じではなさそうです。

住む場所が不安になっている

ちーちゃん(仮)は、親の持っているマンションを今から狙っているそうな。居住費は確かに一生かかるので老後、持ち家かあるかないかは大事なポイントです。持ち家がなく年金がないという相談が一番困ります(仕事上)。

いいなぁと思った人はいるみたいだけど、その人とどうこうなるより、親のマンションをもらう方が大事。ということで恋愛どころではないようでした。確かに結婚するとマンションはついてきません。

私自身のお困りごと お墓のこと

私は「比嘉(仮)家」の長女の長女になります。母親が沖縄出身なのですが、母親は比嘉家の長男の子供であり困ったことに一人っ子。家は人手に渡しているのですが、お墓を渡すことはありません。なので、毎年「しーみーさい」の時期には母か親戚か私がお墓掃除に行っています。しかし、母は嫁いでいるわけですから、沖縄のお墓に入ることはできません。入らないお墓に毎年お墓詣りをすることが将来的に困難ではないかということでお墓を一旦閉めて永代供養した方がよいのではないかという話になりました。しかし、反対する親戚が出てくる可能性もあるので、母の代わりに私がGWに沖縄に行くことになりました。親のお墓もうちはまだないので私が買うことにしています。私も結婚どころではありません。自分の親のお墓をなんとかせねば!

最終的にこの日のみんなの話題

出会いとか恋愛とかの話ではなくて、ほとんど老後の話になってしまいました。

まず年金ですが、これはどんどん減額されて行くと思います。もしくは税金が半端なく高くなって老後の心配がなくなる。どちらかではないでしょうか?

社会保障についても20年後はアメリカのような「自分のことは自分でせーや!」というような自己管理主義になるか、フィンランドのような「みんなで助け合っていきていこうよ!」という相互扶助万歳主義になるかどちらかになるのかなぁなんて仕事しながら思っています。

少しだけ福祉話

みんな、北欧の福祉制度は素晴らしいと言います。たまにフィンランドなんて教育制度も素晴らしいとネットでも取り上げられています。私も素晴らしいと羨ましく思います。

でも、日本では無理だと思います。なぜなら、消費税が1%でも上がろうものなら大騒ぎです。フィンランドをはじめとする福祉国家はそもそも税金が高いのです。フィンランドについては食費ですから消費税10%以上とられますしそれ以外は20%以上とられます。所得税も20%はとられますし、手取り給与は諸税がさっぴかれて70%くらいになります。税金が少しでも高くなると大騒ぎする日本人がフィンランドを羨ましいと思うのはキレイなところしかみていないからではないでしょうか。

40代未婚女性が集まって老後の話になったというお話でした。本気で婚活しているわけではない人たちが集まるとこんな感じになるのです。40代未婚女性のリアルでした。