チャンギ空港です。空港野宿をしたあとは、空港からでないといけません(当たり前だけど)。
前回のお話
たった3日の出来事をシリーズ化しています。勝手に・・・。私の長文くせを誰か直してくれまいか・・・。
空港を出るまで
これが、空港内のモノレールみたいなヤツか・・・と軽い感動をします。
そして、結果的に野宿前にお世話になったカードラウンジの近くの出国審査に向かいます。
うーん、まさかの自爆
入国審査の際に、つっこまれました。英語ができないという私のような人はもう鼻とか空気とかで何を言われているか感じることができたりします。あきらかに「何しに来たんだ感」があふれています。
これってブログで読んだことあるタッチの人が味わうという洗礼だろうかと冷や汗がでてきます。私はタッチ*1ではないので(1日観光を入れている)、何も言われないのかと思っていました。でも、冷静に考えると1日空港で寝ていて、朝になって空港からでようとしてその日の夜中の飛行機を使うわけなので、相手も不思議がって当たり前といえば当たり前です。
そんな会話の中で適当に「イエス」と言っていた私は「ビジネス?」という問いにも「イエス」と答えてしまいました。
うわ~やっちまった~。ビジネスの訳ないじゃん。だってビジネスできたならもっとしゃべれるでしょう・・・。
そこからは、英語が話せないけど仕事でシンガポールに来てしまって、通訳してくれる知人がそこで待っている日本人の設定に気分を切り替えて、なんとなくそれをアピールします(ボディランゲージで)。
そこは相手も大人なのか、通してくれました。
あーびっくりした。
空港からでた瞬間くるりんぱと後ろをむきキョロキョロしたら、ありました。
HSBCのATM!
シンガポールのHSBCのATMで現金引き落とす
私の今回のメインイベントのひとつ、「HSBCを海外で使う」です。昨年のマルタで使えなかったので、とっても苦労しました。できたら、可能な限りコミュニケーションを避けたい私(どれだけ英語コンプレックスがあるんだか・・・)は両替もできたらしたくありません。HSBCで事足りるのであれば現金はそこから引き落としたい。
といったわけで、今回はアクティベートを済ませ(前回はしていなかった・・・)、再チャレンジです。
取引画面はさすがに写真撮りませんでしたが、私の操作が悪かったのか、100ドルか50ドルかしか引き出すしか方法がありませんでした。200ドル引き出したいときはどうしたらいいんだろう・・・。また課題を残すことになりました。
私の口座って一番スタータスが低いカードだからなぁ。平民(貧民のちょい上くらい?)レベルがインターナショナル。インターナショナル平民。平民グローバリゼーション(目指していません)。
街中にはあまりHSBCのATMがなかったとHSBC口座開設サポートをしている知人と伝えたら、ユニオンペイと書かれているATMならどこでも引き落としができるよとのこと。はぁ言われてみたらそうですね・・・。日本だとセブンイレブンとかゆうちょとかで下せるもんね。はずかしっ。
空港からいざでよう!
私はアメリカに行ったことがなく、比較的安全だといわれている国にしか行かない傾向にあります。多分、ここも安全。
できたら地下鉄のカード「ez-linkカード」が欲しいです。そんなわけで、それを買いに行こうと思いました。
私同様に買えなくて困っている人たち。朝早かったので、改札に人がいませんでした。どうも逆側に改札がもう1つあるのか、そちらに行けば買えたのかもしれません。でも、私はあまり動きたくなかったので、改札の人がくるまで待ちます。1日券はこの改札(エアチャイナから降りて一番近い改札)では売っていません。
この時点で行き先を決めかねていたので、ノーマルチケットも買えません。
それでもなんとか乗れた地下鉄
これだけ見ると結構簡単。日本に住んでいて本当によかったと思いました。まぁあとから「これだけ」しかみてなかった自分に反省をするのですが、まぁとりあえず、移動ができたのだからよしとしよう・・・。
Bugisで降りる
予定をね、全然立てていなかったんですね・・・。本当に。立てているのはアフタヌーンティだけ。なので、それまでどうしたもんかなぁなんて思っていて、ここで降りてしまいました。ここから空港から一番近い観光地をアラブストリートだと思っていた私は、アラブストリートに向かいます。
アラブストリートに向かう
Wi-Fiを手に入れていなかった私は結構とまどいます。言葉が話せない私の頼みの綱がWi-Fiだから。あと、地図。文系脳の私は地図も読めません。地図をぐるぐる回してしまう人は文系脳なのだとか。私は地図をぐるぐる回し過ぎて迷子になるパターンが多いです。とりあえず、グーグルマップをダウンロードしておいたのでだいたいの自分の位置は把握しています。とにかく、モスクに向かって歩きます。
▼その際に、個人的に笑えた写真が撮れたのでツイッターに投稿しました
▼モスクの近くの一番大きな建物(なんだか今でもわかってない)
で、結局・・・モスクは10時からでした・・・(ガイドブックにも確かに書いてあった)。うーん。2時間以上ある。どうしよう。
だったら、リトルインディアに行ってみよう!
小さなことでショックを受ける私ですが、結構立ち直りも早くて早速、リトルインディアまで行くことにしました。しかも徒歩で。
リトルインディアに行ってみよう
行き方は簡単でした。モスクのすぐ近くに大通りが通っていてそこをカニ移動?するだけ。
一駅なんだけど、歩いたほうが早い気がする・・・。そんなわけで歩くことにしました。
▼面白いな~って思ったマンションだか団地
教会など途中にあったのですが、とりあえず、インドっぽくなるまで歩くべし。なんかシンガポールにいる感覚がなくなってきました。目的地がわからないまま歩く。このとき、バスに乗れるようになりたいと思いました。3日滞在できたなら確実にバスにチャレンジするのですが、あと16時間後には空港に戻らなければならない身。バスはあきらめます。シンガポールはあまりWi-Fi環境がよくないと感じたのでまだSIMカードも手に入れてない段階で冒険ができませんでした。とても残念です。
▼そんな気持ちでも楽しくあるくと
ついたっぽい!
リトルインディアについた!
朝早すぎちゃってみんな通勤するんだよね・・・。
リトルインディアのスーパーはもちろんまだ空いていませんでした。なのでこの辺りをプラプラすることになりました。お店がやってないからどうしようもない・・・。
▼路地裏
真正面から写真をとったら罰当たりになるのかもしれないと思って斜めから写真を撮りました。
朝9時のリトルインディアの路地裏。
私が目指していたのは、スリ・ヴィーラマカリアマン寺院です。
ガイドブックとグーグルマップの示す場所が異なっていたため、すごいわかりやすい場所にあるのに私はめっちゃ迷子になりました・・・。私はココに行きたいの!神社仏閣、遺跡大好きです。
スリ・ヴィーラマカリアマン寺院
こんな感じ。やっとみつけたのであらゆる角度から写真を撮りまくる・・・。
建造経緯は知らないし比較的新しいものだろうなと思いましたが、たまんないから・・・。
ヒンズー教についてあまり詳しくないので・・・・沈黙を保つしかないのですが、やっぱり、信仰ってすごいんだなって思いました。みなさん礼拝にどんどんいらっしゃる。平日なのに人が多い。私も写真を撮らせていただいたので礼拝をしようかと思いましたが、私、ストッキングはいていてスーツケースも持参していたので困難でした。
あと、礼拝したい人は要注意だと思ったことがあります。
土足厳禁!なのは当たり前。足を洗う。
みなさん、靴を脱いだ後、扉の左手にある水道で足を洗ってから寺院に入っていました。私は足を洗える状態ではなかったため、中には入りませんでした。洗わないで入ってもいいのかもしれないけど、地元の方々が足を水で洗って入っているのを目撃したため、次回来るときは足を洗える状態でやってきたいと思いました。
綺麗だ・・・
美人だ・・・。
実際にこの女性は美人でした。他の観光客に写真をとらせてはもらえまいかとそんなお願いことをされていてモデルさんのようになっていました。着るものも美しい・・・たたずまいも美しい・・・。みんな結構サンダルが多いのにね。ほとんどの人が素足にサンダルでした。次は素足にサンダルだな・・・なんて思いながらその場を去りました。
私がヒンズー教に興味をもったわけ
ハルさんと私の愛読書にでてくるガネーシャのおかげ。あまりに大好き好きで今でもたまに読みます。一時期有名になった本です。
私は大学を都合3回卒業しているのですが(何やってるの・・・)、若いころ通った学校が神道の大学で一神教(キリストなど神様がひとり)も興味がありますが、多神教(神道など神様が大勢)にはとても興味があります。その後行った大学は仏教の大学。
ガネーシャはシバ神のお子さんです。ヒンズー教も「因幡の白兎」的に読み解くと面白いのではないかと思っています、個人的に。
さて、10時を過ぎたので、再度、アラブストリートに戻ります。今後は表通りではなく裏通りを散策しながら・・・。
▼めっちゃ美味しい香りがするカレー屋さん
しかもこの時間で満員御礼とかどういうこと?こちらのみなさんは朝食はカレーなの?すっごい疑問です。
▼お店が開こうとしている瞬間
一体何を売っているの?なんか大きな像がわんさか置いてあります。お店じゃないのかな・・・。下調べないのでもう謎ばかり・・・。
▼リトルインディア内にある教会。
調べたら、カンポン・カテコール・メソジスト教会という教会でした。
シンガポールのメソジスト教会です。 1894年に結成されたのは、初めてのペラナカン教会の一つであり、 シンガポールの4番目のメソジスト教会でした。 ペローナカン(Peranakan)やババ・マレー(Baba Malay)で行われたゴージャスなスタイルの建物で、ミドルロード(Middle Road)に位置しています。 1930年に教会はKampong Kaporの現在の建物に移り、ここですべての民族グループにサービスを提供しています。 教会にはパイプオルガンがあり、シンガポールではわずか10の1つです。 Kampong Kaporの教会の建物は1989年に保存され、Middle Roadの初期の建物は2000年に歴史的な地位を獲得しました。ウィキペディアより引用。
時間がないので、通り過ぎるのみ。
▼床屋さん
だから、なんでこんな早い時間から空いてるの?という疑問しか浮かびません。店内にお客さんが入っていました。もしかしたら今日は何かお祭りでもあるのかしら・・・(実際なかったと思うけど)。
つっこみどころ満載のリトルインディアでした。ここにはまたのんびり来たいと思っています。まだまだ続く(ただしトラブルなし)。あとから聴いたら、知り合いがここに仕事で訪れていたとのこと。一度しかお話をしたことがないので、ご一緒させてくださいなんてどちらにしても私からは言い出せないのでいいんだけど・・・。
今日学んだことは
- シンガポールでHSBCで現金を引き落とせるということ
- Wi-Fi環境は日本のほうがよい
- 一番大事なのはリトルインディアは素足にサンダルがよい
ということかなと思いました。
今日行ったところまとめ
スリ・ヴィーラマカリアマン寺院
絶対にまた行くから・・・
*1:SFC修行用語で、ただPP(マイルみたいなやつ)を稼ぐために到着地にそれこそタッチして帰ってくること。でも、人によると24時間以上滞在ならタッチとは言わないとかなんとか