当時の私(医療ソーシャルワーカー時代の私)は離島での在宅診療のMSW*1を目指していました。
今は考え中です。
機会があり、クリニックを訪問できる機会を得ました。飛行機代だけ出せば連れってくれるという先生がいたのです。神降臨ってこのことをいうんだろうなあ。
さあ宮古島へむかうぞ
実は雨が降っていてあまりキレイではなかったのです・・・。
沖縄から飛び立つときは晴れていました。キレーだな~。そんなことを思いました。
沖縄本島よりとてもきれいだな・・・。仕事とはいえ気分はリゾートです。
し~さ~くらいは写真に撮りたかったのでちゃちゃっと写真を撮ります。
ここからは急いでレンタカーを借りて、今日の私の任務を果たすべくホテルを目指します。
私の任務:初の他人の名前でチェックイン
任務を果たす(ホテルチェックイン)
まず迷子・・・。どこだどこだ。そして見つけた場所はなんかすごい圧迫感を感じる場所・・・。そう、私はあらかじめホテルがどういうところか調べずにやってきてしまいました。住所だけメモしてやってきたのです。
おかげで、
「わ~きれ~」なんて写真を撮る余裕もなく、ラウンジで固まってしまったのです。チェックイン時の記憶はありません。
いきなり連れてこられた玄関。実はこの写真はあとから撮りました(ひとりになってすることがなかったので・・・)。
なんとなくこっそり、プールを部屋から覗き見しました。落ち着きません。
部屋にいながらネットで部屋の内容を調べる私・・・。
(先生、早くこないかな・・・)<迎えに行く予定の私。
私はどこで寝たらいいんだろう・・・・。床?でも、デイベッドと普通のベッドがあります。もしかしたら、床ではなくこのベッドで寝てもよし!と指示出しがあるかもしれません。医師の指示出しは絶対です。
プールもあるし・・・。泳ぐの?
落ち着かない・・・。ただただ時間が過ぎるのを待つ。
やった時間だ!!!先生をお迎えにあがる時間です。
仕事モードに切り替わる
そこからの行動は早かったです。まずは訪問予定のクリニックへ急ぐ。
へき地医療に携わっている某診療所です。
今回の宮古島旅行のメインはここの先生とMSWさんのお話を聞くということです。まず、院長先生にご挨拶をしました。そして、夜ご飯を一緒にとる約束をします。その間に今回のパトロンである先生を空港まで迎えに行き、ホテルまで送り届けます。そして私1人で診療所に戻ります。
道中はスコールしかしホテルでは青い空
私は在宅診療のMSWを目指していたのでお話は聞きたいです。
そんな中・・・
ジャー・・・・・
スコールです。
先生はホテルで優雅にホテルタイムを楽しんでいらっしゃる。でも雨だもんね。
私は必死こいて運転をします。すると・・・
先生:「こっちは晴れてます~」
写メが送られてきました。ちょっとムカ・・・。
MSWさんにお話を聞く機会などそうそうないので、がんばって診療所に向かいます。宮古島って結構広いんだね・・・。スコールの中がんばってたどり着きました。
MSWさんの話
宮古島は、生活保護対象者が多すぎてソーシャルワークどころではないそうです。病気があると訪問に行くとなんとなく明日のごはんも買えない状態で生活をしている人の多いこと多いこと。なので、MSWの仕事は福祉事務所に患者さんをつなぐ・・・それだけで一日が終わってしまうそうです。そりゃ、終わるね。一応、日◯(大きな病院)があるのですが、そこのMSWさんともそんな話題で終わってしまうそうです。
「もうやめたい」
どうも医師、看護師とうまくいっていないようでした。それはそのMSWさんが内地の人だからだと思います・・・とは言えませんでした。母が沖縄人の私ですら、沖縄の親戚のルーズさにイラっとするのにダイビング・海キレイという気持ちだけで生活をするのが間違いだと思ってしまいました。正直にその話をすると、「やっぱりやめようかな・・・」。いや、それは困る!あとで私が先生たちに怒られますから。
私としては、うらやましいんですけどね。離島でMSWって。
観光はしました
いかんせん雨だったので、きれいな海はみれませんでした。
朝ごはんはホテル内のこんなところで食べました
どこでもプールだ。
▲先生がどうしてもウミガメがみたいといった
でも、ウミガメはみれませんでした。
そばは食べました。
あれている海をきれいにとるのは至難の業・・・。
宮古島は晴れているときに行ってなんぼだとしみじみ感じました。
感想
離島のMSWって結構大変なんだなってことがわかりました。それと仕事半分だからいいんだけど・・・雨が降った宮古島はさして美しいと思えないもんだと軽いショックを受けました。海はとってもキレイ。そのよどんだ雲さえうつすほどに・・・。せっかくのホテルもほとんど堪能できていなかった。部屋のプールとかジャグジーとかのんびり使う暇なかった。なんかもったいないことしたなぁ~なんて思っています。
そうそう宮古島のアラマンダはコンディショナーがなくって(アメニティがゲラン)、あらかじめ「コンディショナー頂戴」って言っておくといいと思います。ヴィラそのものが広いのでお届け物も結構時間がかかります。コテージタイプのお部屋なんて私には分不相応だけど、でも、ホテルでコテージはいいや・・・なんて思いました。カートで移動とか結構大変でした。私はゴルフとかできないタイプかもしれません。つくづくラグジュアリーとか私には似合わないんだなぁなんて思いましたとさ。
二泊三日(うち1日はクリニック見学、あとはざっと雨)の旅行でしたが、いい経験ができたなぁと思います。できればホテルにずっといたかった・・・・。
*1:医療ソーシャルワーカー:病院で働いている相談員。主に入院中の患者その家族の心理的経済的相談にのる人