今日は母(ハルさんからみたおばあちゃん)の誕生日です。昨日2人で雪降る中、がんばって毛布を買いにいきました。
ハルさん:「おばあちゃんが『この毛布(今母が使っている毛布)、あまり暖かくないのよね、古いから』って言ってた!」
なるほど、ママには誕生日プレゼント、母の日のプレゼント一度もくれなかったくせにおばちゃんにはあげるんだね・・・
軽い嫉妬の炎を燃やしましたが、祖母の誕生日に何か送りたいという子に育ってくれてありがとう・・・と思いながら、傘をさして最寄りの某ショッピングセンターに向かいます。
ハルさんがそのショッピングセンターに「ニ〇リ」があるというのでそれを信じたらやっぱりありませんでした。なんだよ・・・。
まず毛布売り場があるのかどうか。2人でありそうなフロアを総なめします。結構ないな・・・(品数が)と思いながらも
2人:「あった!」
種類は4つです。
メイドインチャイナ1,800円と3,890円などなど。さすがに小さなショッピングセンター、種類も数もありません。そして、(暖かさって実際に使ってみないとわからないしな・・・)と思いながらハルさんが何を選ぶのか眺めていました。
コイツ度胸あるな・・・。
ハルさんが選んだのは
メイドインジャパンの〇川の毛布
でした。予算は1万円なのだそうです(お年玉から予算を決めたそうです)。まぁ予算内に収まるし・・・(心の中では「だったら日本橋の近くの◯川に行ってガラとか確かめたらいいと思うんだけど・・・」と思っていた)、いいと思うんだけど、中学1年生の買い物にしては高くないか?と思いました。
すると、「おばあちゃんがオレを育ててくれたんだ!」
おいおい、私も多少は育ててるよ・・・。
軽いショックを受けましたが、高齢者を大事に思う心は育っているんだと安心しました。もう中学生になりましたが、1万円札を出しているハルさんはなんとなく誇らしげだったと思います。
「おれ、1万と50円だしたけどすごくね?」
店員さんも細かい小銭を出さなくて済むからすごいと思うよ。
包装も200円出してやってもらっていました。ただ、ハルさん早くおばあちゃんに喜んでもらいたかったのでしょうね。おばあちゃんにあげた瞬間「早く見てよ!」と自分で包装紙破いていました。200円が無駄になった・・・・と思いましたが何も言えませんでした。
▲その袋をかぶって記念撮影
あと、おばあちゃんの誕生日は10日だから(昨日9日)。
ハルさんが今日を待ちきれないため、昨日誕生日会を急きょ開催しました。
早く母の喜ぶ顔がみたかっただけなのでしょうけど・・・・。
ハルさんは大好きだけど(こざかしすぎるので、こんな男彼氏にしたくない)と日々思っていました。
でも、自分の最大限の財力で女性(一応)にプレゼントをし、相手の喜ぶ顔を早くみたくて仕方ないという感じ、わが子ながら「いい男」だなと思いました。
今はお年玉やお小遣いを貯めてそれでプレゼントをする以外道はありませんが、そのうち自分で稼いだお金で、母や私以外でも友達にでもいいので、「人の笑顔がみたくて」とがんばれる男性になってもらいたいとしみじみ思いました。
プレゼントは究極の自己満足だと思っている私ですが、ほのぼのしました。いろんな意味でハルさんありがとう。
結局、毛布がかさばりすぎて、タクシー使って帰りました。23区外からタクシーにのったので、2キロ以内の距離でも730円かかりました。ケーキも買ったからタクシー使ってもよかったんだけど。今日は私が何を作ろうかと考えています。