そう、またこの季節がやってきました。バレンタインデーです。昨年までは私も家族以外にチョコレートを渡す機会がありましたが、今年はもうそんな浮ついた年齢ではありません。
親しく話せる男性No.1は、なんとハルさんパパ(以降、ハルパパ)です。何が悲しくて離婚したハルパパが一番話が合うのか・・・。チョコレートは渡しませんが、ちょっとゴマすっておこうと思っています。
最近のハルさんの特徴
テンションが帰宅後から寝る瞬間までずっーと高い・・・・。
我が家はまだ6畳に布団を二つ並べて寝ています。そろそろ一人の部屋が必要なお年頃だよね~と思いながらも本人に言われるまで同じ部屋で寝てしまおうと思っている私。
- う~ちょい!
- ねーねーノンスタイルって神じゃない?だってさ、(ここからノンスタイルのネタを2つほど披露される。一人二役)
- さっきみたTVだけどさ~結局、織田信長て誰が殺したの?ね~知ってる~
- ふへーい!
こんな会話が30分間。
我が家は21時半消灯と決めて早10年。8歳くらいまではいうことを聞いてくれたハルさんですが、ここんとこ勢いが止まりません。
実際、我が家が定期購読している漫画は「進撃の巨人」と「ワンピース」です。
「エレンのイエガー!!!!って面白くね?」(進撃の巨人79巻より)
いきなり人の腕捕まえて自分の手をぬぐうようなしぐさをし
「人との信頼だ」(進撃の巨人4巻より)
それ、進撃の巨人のジャンのセリフだよね・・・。
これを寝る前に1時間にわたってやられます。昨晩もそんな感じ・・・。
親だから、愛しているから、付き合わないと・・・・
って付き合えるかいっ!!!
いい加減にしてくれと背中を向けます。
5分ほど静かな時間が流れた・・・・これで寝れそうだ、寝てくれそうだ。
ほっとした5分間。6分後・・・
足元がもぞもぞ・・・もぞもぞ・・・
「はっ」と振り返るとハルさんが足で私の布団をつついています。どうせ、自分の足が冷たいから、人の布団に足をつっこんで足を温めようという魂胆です。絶対にいれないよっ。
ハルさん:「ハッキング中・・・(小声)」
(そんな上等なもんじゃねーよ!)
ハッキング失敗。
女性は嫌いなハルさん
女性は面倒なのだそうです。すぐ怒る・すぐ泣く。私のことですか?
もともとハルさんは幼きころは大人しくていわゆるいい子でした。誰からも好かれるし、友達を大事にしていて周りの女の子からもかなりの人気がありました。ハルさんのモテ期は5歳に終わってしまったということでしょうか。
できたら結婚くらいしてみてもらいたい。あわよくば孫も抱いてみたい。できれば親不孝ばかりしかしてこれなかった私なので親にひ孫を抱かせてあげたい。
自分勝手な私の期待を一身に背負わせたことがアダとなったのかはわかりませんが、
「独身貴族にオレはなる!」
(「海賊王にオレはなる!」的な言い方で)叫ばれました。
叫ぶ必要はないんだけどね。あと、貴族ってお金持ちだよ。ハルさんこのままだと貧乏決定ですよ?
ハルさんの将来
ママは本当に不安で仕方ありません。好きなことはなんでも覚えるハルさん。大好きなドラゴンボールに関しては、3時間ほど語ることができます。しかし、
社会科のテストで
Q:「上杉謙信と川中島で戦った武将の名前は?」
A:「徳川家康」
と答えたあたりから不安が増してきました。英語は24点(100点満点)です。
何か夢はないの?の問いに
「この世から勉強がなくなること」
それはないなぁと思わず頭を抱えます。勉強を嫌いだと思ったのは高校になってからだった私にはわからない感覚。ゲームを取り上げたときにはLineのメッセージに「ゲームしてーよ~!」とアピール。あとは読んでくださいとばかりにゲームを取り上げた私への恨みを書き連ねた「日記」を机にバーンと広げておくハルさん。
ハルさんのバレンタインデー
また今年ももらえないのはわかってはいるんだけど、こんなハルさんは永遠にバレンタンデーには縁がないのでしょうか。成績が悪くて学歴なくて見目麗しくなく実家も資産がないというハルさん。ママは毎年この季節になるとセンシティブな状態になることをハルさんは知りません。
▲こういうのもらえるようになるといい