今朝、こんな記事をみました。
ざっくり言うこと、イギリス・ケンブリッジ大学の研究チームが「アルコール」がDNAを壊してしまってそれは二度と戻らないと言うこと。がんとの関係が明らかになりました。といった内容です。
そう言うこと。
日常、お酒を飲んでいる人には、抑制力になったかもしれません。でも、それより、アルコール依存症になってしまう可能性を危険だと考えて飲酒を控えると言う認識でもいいのではないかと思った私の主観について述べたいと思います。
話変わって先日みたドラマ「雨が降ると君は優しい」
すごいざっくりしたあらすじ
お互い心から愛し合う夫婦。しかし妻は性依存症であり、夫以外の人と関係を持たないと生きていけない。そんな夫婦がどう愛しあい続けるのか。妻は「雨」が降ると性依存の衝動が収まるため「雨が降ると君は優しい」と言う題名なのでしょうか。
なんでこのドラマをみてアルコール依存症の話をしたいとなるのか
ドラマの登場人物の中に陣内孝則さん演じるアルコール依存症の夫の上司と言うのが出てきます。アルコール依存症に苦しみ、最後の方にはいっときせん妄状態になってしまう。依存症がこの場合は命とりだなと感じた。
みるときのポイント
- 性依存を含め依存症について
- 共依存*1
アルコール依存症のことを簡単に説明
前述のドラマに出てくる上司ですが、妻の自殺によりアルコール摂取の量が酷くなり、ついにはアルコール依存症になってしまいました。
精神的依存
心理的、社会的抑制があってもアルコールを手に入れようとする。
身体的依存
アルコール離脱症状として振戦*2・発汗といった症状がみられる。
総合的にこんな感じです
アルコールによる興奮し暴力的になったり意識障害が伴う。
止めようとすると、身体的依存、振戦・発汗、そして不安・焦燥感が生じる。また、一過性の幻覚が出てきて酷くなると幻視(幻が見える)が現れる。
またそのうちウェルニッケ脳症(意識障害などがおこる脳障害)、コルサコフ症候群(大脳が萎縮し健忘障害が伴う。治らないと言われる)を発症する。
私はアルコール依存症もがんと同様死に至る病だと思っている
以前、腎不全の末期だと言われたアルコール依存症の方にあったことがありました。無知な私は、腎不全に末期ということがあるとは知らなくて驚いたことを覚えています。知られていると思いますが、腎不全になったら、人工透析や腎臓移植などでの治療法があります。でも、なかなか完治も難しい病気だということです。
また脳の萎縮もあり、その脳は二度と再生しません。脳は再生機能がないからです。脳が萎縮するということは、認知症と似たような症状が出てくると考えるとイメージつきやすいかもしれません。
まとめ
「雨が降ると君は優しい」に出てくるアルコール依存症の上司をみていて、早く回復するといいな〜と思いました。また、このまま飲み続けると死ぬな・・・と思いながらみていました。
そんな中、「アルコールとがんの関係性」の記事を読みました。趣味としての飲酒をしている人への注意喚起だと思うのですが、何事もやりすぎはよくないという程度の認識でいいのではないかと思いました。がんも怖いけど、依存症も怖いものです。でも、この記事を読んで、「脳」だけでなく「 DNA」まで損傷するアルコールって怖いって思う人も出てくるのではないかと思いました。私はお酒を飲まないのでいいのですが、どうしたら、健康的にアルコールを楽しく取れるのかそんなことも研究してもらえたらいいのになって思います。