「バンコクの真ん中で私はすっごい悩んでいた。」
空港には22時にはついていたい。だからここを余裕を持って20時にはでていたい・・・。帯にも短したすきに長し・・・。しかも、30分ほど前にすごく不愉快な思いをした私はバンコクの思い出を嫌な思い出で終わらせたくなかったのです。うーん、なんとかお口直しをしなければ・・・。
そんな私にとあるマークが飛び込んできました。バンコクにもライン川、セーヌ川に匹敵するチャオプラヤー川という川があります。その川の近くにサパーンタークシン駅という駅があるのです。
なんか橋があるっぽいし、川があるらしいし、なんか寄ってみようか・・・。今調べたら結構、チャオプラヤー川のクルージングって多いんですね。知りませんでした。
東京ーバンコクーパリーウィーンー東京という一応機内3泊パリ3泊夏休み旅行でのお話です。
サトーン船着場船乗り場に向かう
- Saphan Taksin BTS Stationで降ります。
- 多分、Sathorn Pierに向かって歩きます。
私は川のほうに向かって歩きました。夕暮れ時で人も少なかったのですが、あきらかに観光客と思わしき人たちが向かう場所があります。いつもどおりくっついていきます。
とくにガイドブックも買わずに3大寺院巡りができればいいと思っていた私でしたが、どうもフェリー乗り場があります。
左右に船の乗り場があるようです。右は値段きいたら1,000バーツ。
左をみてみると、こんな感じ。多分、一駅どこまで行っても50バーツ。乗り放題が180バーツという意味だろうと思いました。
調べてみたら、こちらが多分公式WEBサイト
Chaophraya Tourist Boat - Home
こんな感じ。私はこの地図の左側から二番目の駅にいるということです。
時間は17:30だったため、もう行って帰ってくることしかできません。
悩みましたが、これって行って帰ってくることはできるんですよね。ということはある意味、クルージングのようなものではないか・・・そう思って、チケットを買いました。
行きは50バーツ。
実車!!!!
私も乗り込みます。たった一人で・・・。
行けなかったチャイナタウン・・・
ここにもこの船でいけます、素敵だなぁ~。
こんな感じ。水が結構近い・・・。私はスプラッシュマウンテンよろしく、ぬれました・・・。
ワットアルンにも行けちゃうというお得な船。ワットポーがお迎えにあるわけだから、私の非効率的な歩き方が悲しくなってきます。
でねー(猫やぱさん風?)
ラマ8世橋という橋で折り返します。ラマ8世が何をした人か知りませんが、国王様の名前だろうとは思いましたが知らない人です。
私はそのとき初めて存在を知ったのですが、非常に美しい橋でしたね。なんていうの?
美しい。
ただそれだけ。橋を美しいと思ったのは初めてかもしれません。
そこからの夕焼けが超絶美しかった
なんかひとりで、キレーだなぁ・・・・。と思いました。
夕日が落ちていきます。もちろん日の入りの時間はまだ先なのですが、十分雰囲気は楽しめます。
私の一番お気に入りの一枚
うん、なんでだか一人だった。でも、ひとりでこの夕日を独り占めできたあの瞬間を私、忘れないんだと思う。
帰りは船の中で帰るときに「あと50バーツ払えよ」的な態度を取られました。
感想
もう最高に素晴らしい1時間を過ごすことができました。これで100バーツ(400円弱)とかあり得ない。チャオプラヤー川そのものは綺麗ではありませんが、パリでいうならセーヌ川クルージングです。
とっても綺麗な夕焼けをみることができました。ただ、ちょっと後悔は、私がいちいちバスで苦労して移動してた観光地がこの船だけで回ることができていたということに気づいてしまったことです。
ガイドブックには乗っているのかもしれませんが、私はガイドブックなしでやってきてしまったのでとっても後悔しています。
バンコク一日観光をするのなら、このフェリーはとっても効率がいいと思います。乗り放題は180バーツです。
でも、夕暮れ時に1時間往復できて夕焼けがみれて・・・・私にとっての一日観光では一番のよい思い出になりました。本当に素敵な夕焼けでした・・・。
私は東京かパリに行く途中、17時間のトランジットを利用してバンコク一日観光を強行しました。だから、バンコクにタダで行って空港からの交通費を考えてもトータル2,000円くらいでしょうか。
▼旅程はこんな感じ
100バーツで手に入る最高にきれいなきれいな夕暮れの話でした。本当にきれいでした。おすすめです!