最近、「闇金ウシジマくん」が好き過ぎてたまらない毎日を送っていました。そんなある日、久しぶりに、Amazonビデオを覗いてみました。すると、なんと!名作「頭の中の消しゴム」がフリーで観れるようになっていました。以下ネタバレあり
頭の中の消しゴムのざっとしたまとめ
日本のテレビドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』(2001年、読売テレビ制作)という番組のリメイクなんですね。私はこちらが原作だとばかり思っていました。
いいとこのお嬢さんのスジンと軽い荒くれもののチョルスが映画的出会いをし恋に落ちて結婚するという導入部分。スジンはもともとおっちょこちょいなのか忘れ物が多かったのですが、それは若年性アルツハイマー型認知症のせいだったという話です。
アルツハイマー型認知症についてどういった病気かは「認知症」「アルツハイマー」で調べればでてきます。若くして認知症とか私には辛すぎて、チョルスのようになれません。
好きなシーンは切なくキレイなシーン
「さあ、お金を掛けよう犬でもあてられるよ」
このシーンです。数回でてくるセリフですが、スジンが言ったこのシーンでひと泣きです。風景も素敵だと思います。
そして、スジンは病気のため記憶を失っていきます。愛するチョルスを元カレと勘違いして「愛している」といい、チョルスはその愛してるに「僕も」と笑顔でこたえる。私にこれができるか・・・。
あと、スジンがチョルスに書いた手紙を読むチョルス。チョルスの泣きっぷりに泣いてしまう観客。
若くして記憶をなくし、愛する人の記憶さえ失っていく恐怖はいかばかりか。明日からハルさんの顔を忘れてしまうなんて、死より辛く苦しい別れはなかなかないと思います。
その代り最後のシーンは私的に残念でした。
私:「あぶないから!」
ハルさん:「車のCMみたいだよね」
だいたい3回は泣いてしまう映画です。ここで出会った名言もあるかもしれません。
もし、自分の愛する人が若年性認知症になったら
ごめんなさい。私は片田舎ではありますが、東京都に住んでいるので東京都の制度しか話すことができません。でも、都道府県で制度はだいたい同じなので大阪の人は大阪府のホームページ沖縄県の人は沖縄県のホームページで、ご自身の居住地のホームページで確認してください。
若年性認知症総合支援センター 東京都の認知症ポータルサイト とうきょう認知症ナ
スジンはアルツハイマー型認知症でしたが、認知症にはアルツハイマー型だけがあるわけではありません。
代表的な認知症
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
- 脳血管性認知症
18歳から64歳までに発症した認知症疾患を総称して「若年性認知症」として支援対象になります。
認知症というとアルツハイマー型認知症と思われがちですが、他にも種類があってその種類によって対応や治療も異なってくると思います(というか異なります)。
このページが分かりやすいと思います。
とくに末期の症状も書かれているし厚労省のホームページなのでいいのかなぁと思います。苦情は厚労省へどうぞ的なヤツです。
まとめというか思っていること
私の場合は、リアルに親が認知症になってその介護にあたる可能性が高いのですが、認知症に対する理解を深めているといざとなったとき、家族のダメージが低くて済む可能性が高いという経験則。でも、私、親が認知症になったらどうするだろう・・・。何度、認知症の患者さんをみても支援しても全然わかりません。若い人がこの病気になるなんてもうなんと声をかけてよいのやら・・・。
チョルスつらかっただろうな。
身近な人が認知症になったら、ショックを受けると思いますが認知症の理解を早めに深めていくことで少しでも前向きになれたらいいのではないかと思っています。
認知症について知っておくべき知識はググればいくらでも情報がでてくるので、「認知症」「中核症状」「周辺症状」という言葉を覚えておくといいかなと思います。
泣けます。
認知症に触れている話
なんとなくのリアル
ソーシャルワーカー向きのレポート話(介護保険の説明の仕方)
参考になれば幸いです。
あと、韓国映画で好きなのはイルマーレです。