私は羽田から、北京経由でシンガポールに行く予定。そして、北京のトランジットを無事に終え(?)、シンガポールに到着し飛行機から降りました。
生まれ始めてのシンガポール チャンギ空港
わ~ついた~!今までの苦労を思うと感慨深いものがあります。生まれて初めてのビジネスクラス(日本の会社じゃないけどね)、初めての北京(トランジットだけで散々なことがあったけどね)、そして初めてのシンガポールです。
もう修行とかじゃない!旅行だから!!!
スイッチが速攻切り替わります。
でも、Wi-Fiがない。
てとてと歩きます。するとこんなものが左手に。
▼多分Wi-Fiつなぐための機械
よくわかんないけど、多分こうすると使えるよってやつだと思う。
個人情報どうでもいいのかという勢いで言われるがままの私。パスポートオープン。
ふむー。とりあえず、言われたとおりにしてみようではないか。
本当はここで「3時間」のほうを選択すべきところを24時間を選択してしまった私。
iPhoneは電話が使えない=SMSも届かない(理由:格安SIM使っているから。そこに音声通話は入れてないから)。
仕方なくガラケーの電源をONにする。国際SMSって結構いいお値段するんだよね・・・・。そんなことを考えていたら、SMSにPINナンバーが表示されたので、その番号を入力。
Wi-Fiの環境が整う。やったー!その後携帯会社の利用料金の確認をしましたが特にデータ通信料などがどうにかなっていたということのないので、なんとかなるものらしいです。翌日、受付のお姉さんにWi-Fiについて教えてもらうことができたのですが、今はとにかくこれで過ごします。
Wi-Fiが使えたこのとき、一番初めにしたことはツイッターの確認でした。ツイッターで知り合った方がとても心配してくれて、ダイレクトメッセージをくださったのでした。その確認というか無事つきましたという連絡をいれます。あと、私がフォローさせてもらっている人たちが心配してくれていました。
シンガポールで
(くーっ!)
と感動する私。当時、ご心配してくれた方々ありがとうございました。
さてどうするかなぁ~。空港の配置は地図をみてなんとなくわかった。現在23時。
飛行機の到着は22時過ぎだったのですが、キョロキョロし過ぎてすでに時計は23時をまわろうとしていました。私はホテルなどはとっていなかったので、空港で寝ようと思っていました。ただ、すっかりラウンジに入るのに搭乗券がないといけないこと(めっちゃ当たり前)を忘れていました。でも、お風呂に入りたい・・・。だってもう一日入ってないだもん。翌日の昼間にアフタヌーンティには行きたいと思っていたので、どうしてもお風呂には入りたい!
向かった先はやっぱりラウンジ
念のためにシンガポールにある空港ラウンジの内容は確認していました。そして、ここが一番シャワーに適している。そう確信した私はそのまま突き進みます。ターミナル3を出口に向かって猛進していくとスタバがあってそのスタバの右手にありました。
▼ウェルネスオアシス
受付のお姉さんとのやりとり
私:プライオリティパスを出して「使いたい」
お姉さん:「搭乗券だして」
私:「もってない」
お姉さん:「ダメ」
私:旅程表を開いて「今日はココ(今乗ってきた便)、明日の便ココ(帰りの便)。使えない?使いたい」
15分くらい噛み合わないやりとりが続いた後
お姉さん:(深いため息)「サインして」
ある意味英語が話せないことが功をなしたのかラウンジを使っていいと言われました(多分)。
ここのラウンジは3時間使えてフィッシュスパも20分(?聞き取れなかった)使っていいからねと言われたような気がします。
そっか、搭乗券ないと使わせてもらえないよね・・・
この時はっきりとそれを認識しました(知らないって幸せなこともある)。
▲誰もいないフィッシュスパ
なんか無理やり入らせてもらってさらにこれ使うとかできないし・・・あと、足をすりむいていたので変な菌でも入って炎症するのはイヤだと思って使いませんでした。
受付の人にシャワー使いたいというとバスタオルを1枚くれて、「何番ブース使っていいよ」と言われます(多分)。
シャワーだ!!!
ありがたい・・・前にイスタンブールで使ったときになかったこのスペース。スーツケースから着替えを出すのも全然OK。ベッドの上で整理整頓もしました。
シャワーは水圧もOK!ただし、シャンプーやリンス的なものは持ち込んだ方がいいと思います。私は羽田のラウンジでいただいた(パクってきた)アメニティをここで使いました。ちゃんと温度もしっかりしていたので冷えた身体も温まります。使い終わったあとは、髪の毛とか排水口近くにたまっているゴミとかついでにシャワールームも適当だけどきれいにして退出しました
シャワー後
▼コックさんの人形がある付近がスープコーナー(1種類だけど)
ふー。ドライヤーはないので自然乾燥。3時間しかここに入れないので、まず腹ごしらえ。でも、どれも心ひかれません。しかし、多分だけどキャンベルのマッシュルームスープではないかと思われるスープがありました。幼いころから大好きだったキャンベルのスープ。味が似ていたのでめっちゃ飲みました。
▲入って右手の1番奥の席からみたラウンジ内
飲みまくる。食パンもあったのですが私には美味しく感じかなったので、シフォンケーキとスープをたんまり飲み食いしました。シフォンケーキがマッシュルームスープに合うとは思いませんでした。
すでに0時を回ってしまった
寝るところをどうしよう。さすがに搭乗券なくラウンジ使わせてくれもいう気持ちが失せてしまった私はトランジットホテルの旅行を検討しました。
エアロテルトランジットホテルに行ってみる
まだ空室はあるみたいだったのですが、調べてきていなかったので使い方わからない。受付の人に「May I help you?」と私でもわかる言葉で話しかけてもらったのですが、日本語が通じないので、退散。
少し下調べが終わって再度受付に行ったら、すでに満室になってしまっていて予約ないと使えないというようなことを言われた気がします。充電をしたいし、これからどこかのホテル取るのはなぁ。あと5時間どこで過ごすかなぁ。
寝床を探す
チャンギ空港は寝ることができるイスがあるとブログでみたことがあったのでそれを探してみます。
見つかったのですが、有名すぎるのかすでに満席。びっくりしたのが、アイマスクして毛布も被って爆睡している人が多いこと多いこと。スーツケース盗られても大丈夫?そんな人がいっぱい。床に寝ている人もいました。面白い。
でも充電がマストである私は、床で寝れません。しかもその時の私はスカートだったのでさすがに床は躊躇われました。
結局どうしたか。大きなソファと充電できるテーブルがあったのでそこに座りました。周りが女性だらけだったので妙な安心感。
▼USB端子助かる
さすがに寝るのは躊躇われ、充電しながらもスマホで漫画やブログを読んでいました。
しかし、2時を境にいきなりWi-Fiが切断。
一から登録しなおせのページ。この場から離れたらもうこの席は埋まるだろうし、どうしようか考えました。
もういい。寝る。
すっぽりソファに包まれてコートと大判のストールが毛布がわりに。眠いし、寝ることにしました。今思うとスーツケース盗難は致し方ないというところでしょうか。
途中、Policeと書かれた制服を着た人に起こされました。相手なんか言ってるんだけど寝起きだし、英語わかんないし、とりあえずパスポートだしてウニャウニャ(これも日本語)言っていたら、英語で何か言って去っていきました。ちょっと寝ぼけていたのでもしかしたら夢かもしれませんが、他の人も起こされて何か聞かれていました。
その時はイラっとしましたが日本でいうところの職務質問ですよね。ほんとすみませんでした。
安全に朝を迎える
朝起きたら、コーヒーが飲みたくなったのでスタバに行きました。
朝イチコーヒーは日課なので、カフェオレを頼みました。なんか日本より高く感じたのは私だけかな。
とりあえず、目も覚めたし快適な野宿ができた気がして結構気分がいい。
さぁ出国しようと空港の外にでようとしたのでした。私はこれから
アラブストリートに行こう!
と思っていました。