40歳からのブログ MSWの日常

ソーシャルワーカー備忘録。雑記。旅行記。軽く福祉。

プラチナデータを読んで

近未来・・・・あってもおかしくないお話だった。

 

 

東野作品は実はまだこれで2冊目。

 

映画化されるとしってあわてて読んだ。

 

 

ストーリーは、近未来?なのか、遠い未来なのか。

 

犯罪捜査にDNAが使われる。

 

そのDNAは今までの操作方法とは異なり、

 

あらかじめ採取された国民のDNAから、犯人を割り出すといったもの。

 

国民から任意で集めたDNAデータをデータベース化し、

 

犯人と思われる人間の残したDNAをデータベースからあらいだし

 

犯人を特定していくという。

 

 

しかし、その完璧に近いシステムの中で、エラーが起こった・・・・。

 

そのエラーのために、主人公が犯人とされ

逃亡者となる。

 

 

という内容だが、何気に、主題はそこではないような気がする。

 

目に見えるもの(データ)を信じるか

 

目に見えないもの(自分の心が決めるもの)を信じるか。

 

最終的にはその択一を読者に求めているようなそうでないような。

 

 

最後は納得いかない・・・という場面があったが

 

それでも

 

 

 

プラチナデータ (幻冬舎文庫)

プラチナデータ (幻冬舎文庫)

 

 

・・・ま、いっか。

 

と思わせるようなシーンで終わった。

 

 

 

ちょっと分厚いけど面白かったです☆

 

次は何を読もうかな?