行く場所を前の日に決めるこの旅行。理由は、何気にバスの本数が少ないので思ったように回れない。しかし、ツアーで回ってしまうと少ししかその場所を観られないというデメリットが生じます。なので、がんばって自力で回ることにします。
さて、今日は最初に「青の洞門 ブルー・グロットー」に向かいます。
青の洞門 ブルー・グロットー
ガイドブックによるとかなり有名な青の洞門。ボートに乗ります。なんとなく、ゴゾ島と雰囲気がかぶります。
ガイドのおじさんが何か話しています。多分ココが一番キレイな場所なんだよと言っているのだと思います。
間違いなくコバルトブルーです。こんなにきれいなんだ~と感動はしました。ただ、ガイドブックでの印象と違ったので、軽く戸惑いました。洞門だよね。
カメラマンの腕が悪いのか・・・でも、スマートフォンで撮ってるんだもんと自分にいいきかせています。なんだかゴゾ島でも同じことを言っていた気がします。
マルタの岩肌ではどこも似ているように感じます。ボートから降りて周辺を散歩してみました。
まだ日があるので、時間が許せば再訪しようと思いました。ボートで日本語の堪能な中国人女性と会いました。写真をとってくれと言われたので「御意!」とカメラを受け取りましたが、結構ポージングにうるさくてそれだけでかなりの時間をとられました。仲良くなったのでFacebookはやってるか聞いてみたところ、「中国はFacebook禁止」「それは常識」と言われました。日本にいる知人にきいたら「そんなこともしらないの?」Wショックです。これからはニュースをみるようにしようと思いました。
さて遺跡巡りだよ
ハジャー・イム神殿とイムナイドラ神殿に向かいます
結構バスの時間がかかった気がしますが、到着です。遺跡が好きでない人は絶対に行かないほうがいいです。私は大好きなので歴史を知らなくても行ってしまいます。
ハジャー・イム神殿
神殿は屋根つきです。暑くて頭が痛かったので、助かりました。私は帽子を忘れてしまったので助かります。マルタ旅行に帽子はマストでした。
オーディオガイド付きです。もちろん日本語はありません。したがって気になるところだけ辞書で調べながら進みます。
▼神殿の内部です
▼いちいち、昔はこうだったんだよと図が書かれているのでわかりやすいです
紀元前2700年に建てられた神殿に、今、私もいるんだと思うとゾクゾクしてきます。この神殿では癒しの祈りが捧げられていたそうです。
よくもまぁこんな大きな石で宮殿を建てたもんだ・・・と感心をし、まだエジプトに行ってないな・・・なんて思ったりました。今はハジャー・イム神殿に集中せねば。
▲海がきれいです。
▲ここに女神像があったようです。
道路は日本なら片側車線分の幅です。その道路の先に観えるのが、イムナイドラ神殿です。
おじさんがミニ自動車的な乗り物で人を運搬していました。おじさんは2ユーロだかなんだかでこの神殿を行き来してくれるそうです。緩やかな坂道になっているので、お疲れの人は助かります。
▼乗る人は乗る(結構需要はある感じ)
なんと、ホケとしてみてたら、
「タダでのっけてあげるよ」的なことを言われました。確かにこれから下り坂。ハジャー・イムからイムナイドラまで下り坂です。上り坂のほうが需要あるようです。棚ぼた。おじさんに無料でのせてもらいました。
乗せてくれたときにおじさんが言うには(多分)、「あそこの神殿もいいんだけど、ここから見える、あの墓石こそみてもらいたいんだよね」
▼おじさんのいうあの墓石(結構遠くにあるんだけども・・・)
イムナイドラ神殿についたよ
こちらも屋根付きです。
どちらかというとか壁の模様が気になります。
ガイドブックに祭壇について記載してあるのですが、春分の日と秋分の日は神殿入り口から海へあがる太陽の光が差し込むように作られているんだとか。私が辞書をひきひき読んだガイドには、ポツポツした模様は指で押して形作られているとかいないとか。(地球の歩き方より)
▼その模様
両方の神殿は見学料、10ユーロでした。
さあ、おじさんの言っていた墓石に行ってみよう!
ただで車にのっけてくれたおじさんの好意を無にするわけにはいきません。結構歩きづらい道をがんばって歩きたどり着きました。
おじさんの話によると、この人はマルタを守ったエライ人で、今でもこの地でマルタを守っているのだそうです。サー・ウォルター・ノリス・コングリーブという人です。
追記:ウィキペディアに載っていました!
Walter Norris Congreve - Wikipedia
引用元:ウィキペディア
結構な崖っぷちぶりです。結構怖かった。ニサス*1に出てきそうです。
せっかくなので、その崖っぷちから英雄の墓石を撮ってみました。今でもマルタの人に愛されている人なんだ・・・と感慨深いものがあります。わざわざ観に来る人は少なかったです。私もおじさんから聴かなければ来なかったと思います。なんかロマンってこういうことなんだろうな~って思います。
ここから、よいしゃー!先日行きそびれたイムディーナ近くのラバトに向かいます。
ラバト到着
と言っても、イムディーナ行きのバスに乗って下車もイムディーナなのです。
聖パウロ教会と洞窟
何がなんやらわからないまま、ガイドブック頼りに行ってみます。
▼こっちが墓地・あっちが部屋的な表札あり
結構シーンとしていて涼しい。
ここからは歴史を知っていなければ楽しめないエリア。暗いから説明文を解読する気分にもなれません。大理石らしい。
▼読みたい方はどうぞ。
洞窟内でもこんな感じ。
カタコンベって書いてあるから、墓地なんだよね・・・。この辺で私の頭は混乱してきます。
あとは、美術館みたいな感じ。
説明ができません。
▼ローマ法王からもらったらしい(いまいち興味がわかなかった)
▼当時の様子
これ以上行けないようで、カタコンベについては保管状態が悪いのかなと思いました。結構みられないところが多くて、歴史を知っておくだけでいいかもしれないと思いました。
一番、感動したのがこれ
引用元:ウィキペディア
で、外に出ました。
そしてバレッタに戻りました。
▲ここでお茶しましたが、カフェオレについてはどこもハズレがありませんでした。でも、ここはWi-Fiが不安定。パスワードを教えてと言えば教えてくれます。
遺跡で余りにも興奮しすぎたおかげで、地下墓地での感動が薄れました。観光地も周り方は大事です。地下墓地の後に遺跡みればよかったと反省しました。ブルー・グロットーはリベンジです。
今日行ったところ まとめ
青の洞門(Blue Grotto)
参考参考URL:青の洞門 | マルタ観光局のホームページ
ハジャーイム神殿(Hagar Qim Temple)
参考参考URL:巨石神殿群 | マルタ観光局のホームページ
イムナイドラ神殿(Mnajdra Temple)
参考参考URL:巨石神殿群 | マルタ観光局のホームページ
聖パウロ教会と洞窟(St Paul's Church and Grotto)
参考参考URL:古都イムディーナ | マルタ観光局のホームページ
*1:2時間サスペンスドラマ