さて、マルタ日記。マルタで有名なのは、海です。日本でいうところの宮古島、石垣島に近い感覚です。隣の部屋に滞在するスイスからきた留学生は午前中しか授業がないので、午後はひたすらビーチに行っているそうです。贅沢な学生さんです。私もそろそろゴゾ島に行ってみようかという気分になりました。スリーマからフェリーが直接でているのですが、普通にチケットを買うと20ユーロほどします。相変わらずの貧乏旅行ですから、とりあえず一番コストパフォーマンスがよく時間に自由がきく方法でゴゾ島に向かうことにします。
ゴゾ島に向かうぞ
私が選んだ方法は一旦バスでバレッタにでて、そこからフェリー乗り場に向かいます。バス乗り放題カードを手に入れたのでできる限りバスで移動します。それにマルタのバス文化にも慣れたいと思っています。
マルタは小さい国なので、首都から一番南のフェリー乗り場まで一時間もあればついてしまいます。実はこのとき、時間配分的にゴゾ島をしっかり満喫するのは厳しいと思っていたので、今日のゴゾ島観光は下見です。
昨晩、今日はマルタのお祭りの日だと知りました。聖マリア生誕祭です。それも観てみたい。せっかく年に一度のお祭りなのだから。そんなにことを思いながら、バスに乗ってフェリー乗り場に向かいました。チェルケアウア行きのバスに乗ったら終点で降りればいいので、行きやすいと思います。私はGoogleマップをダウンロードしていたので、現在地からゴゾ島をを検索して、その通りに行きました。ちなみにWi-Fiがつながるところでないと検索はできないので、要注意です。また、最後にマルタ旅行に行くときに必要なものをまとめたいと思います。またこのページも更新します。
フェリー乗り場に到着
バスが終点についたら、迷わずバスに乗っているみんなにくっついて歩きましょう。目の前にフェリー乗り場があります。
窓口でクレジット可
地球の歩き方「マルタ」P376参照
と地球の歩き方には記載してありましたが、私が行ったときは片道はクレジット不可でした。泊まる人は現金を用意したほうがいいです。※2016年現在
マジか!と思うほど海が綺麗です。もともと、マルタの海岸は岩が多く、透明度もさることながらとにかく砂がないせいか、とても綺麗です。
▼フェリー内
スーパーが入っていて、なぜか文具も売っています。文具好きの私にはたまらない。飲み物はだいたい1.8ユーロくらい。街中のスーパーで買って持ち込んだほうがやっぱりお得です。Wi-Fi完備です。大好きなステッドラー*1が結構安く売っています。クレジット利用可能。
私は幼い頃から夏休みは沖縄で過ごしていたので、そこそこ綺麗な海をみて育ってきたと思います。しかし、少なくとも沖縄本島の海より綺麗に感じます。きっと離島といい勝負なのでしょう。本当に透き通っています。青が輝いています。
フェリーは往復4.65ユーロでした。片道だとまた金額が違うようです。スリーマからフェリーだと往復、20ユーロ。バスとゴゾフェリーだと往復9.12+4ユーロです。※2016年現在。後者は一日、時間に縛られず自由に観光できます。ゴゾ島がみえてきました。
▼こんな感じの湾岸
ゴソ島についたよ
▼フェリー
ゴゾ島にもハトバス(日本でいうところの)があります。今回は乗りませんでした。なんとなく下見だったので、一番有名なビーチを目指しました。まずは、街の中心ヴィクトリア(ラバト)にバスで向かってそこから、マルサルフォルンというビーチを目指します。
高級そうなリゾートビーチです。昼間はとにかく日差しが痛いので、岩の影に隠れました。
マルサルフォルンのビーチについて何をしたか、それは読書です
ここが、ゴゾ島で一番リッチなビーチらしいです。確かにお金持ちが多そうだ。
やることないから、海を撮ってみた。
うーん。周りはファミリーかパートナー同伴でビーチで泳いでいます。海で泳ぐという習慣のない私は1人、陽の当たらない場所で読書です。世界にはこんな美しいビーチがあるのかと、心なしか優雅な気分になれます。幸せを噛み締め次のスポットへ。シュレンディというところも素敵な街だと「地球の歩き方」に書いてあったのですが、交通の便が悪すぎたのでやめました。せっかくなので、アズール・ウインドーに行きました。
アズール・ウィンドウ
マルタ島の青の洞門とどっちがキレイかわかりません。バス乗り場を下るような形でボート乗り場に向かいます。洞窟みたいな感じ。イタリアの洞窟も有名ですがこちらもそこそこ有名。
でも私の残念なカメラワークのせいでキレイ加減がこの写真からはわかりません。もう一回来れたら・・・とまたしても思いました。ガイドマップ通りの写真がどこから撮れるかわからず、軽く消化不良です。こちらは現金です。4ユーロでした。でも、常に20ユーロの現金がないと不安になってきています。値上げも考えるとここは5ユーロがあれば大丈夫。
▼とりあえず、みんなこんな感じでボートに乗ります。
あまり感動できず、終わってしまいました。
ゴゾ島の街並み
今日はマリア様生誕祭なので、街も華やかに装飾されていました。他の観光地にも足をのばしたいと思いましたが、年に一度もお祭り。やっぱり、街歩きをしたいです。
こちらでは、馬の速さを街中で競い合うそうで、そんな場面も見ることができました。馬の後ろに小さな馬車がつき、一斉に坂の下から上まで駆け抜けます。ただ、それを何度か繰り返しているところだけをみるだけになりました。結構な人だかりになっていたので、夜も楽しんだろうな~と思いました。次にマルタに来るときは、一泊はゴゾ島で過ごしたいです。
せっかくなのでモスタに行ったよ
ゴゾ島を後にして、モスタという場所に行きました。
ガイドブックには(確か)書かれていなかったような気がするのですが、こちらはマルタではかなり有名な観光地です。観光地と言っても、観るものは大きなモスクしかないので、ツアーなどでわざわざ立ち寄ったりはしないのかもしれません。
ところが!バスがGoogleマップで指定されたところで停まらないというアクシデントが起きました。あとで、似たようなアクシデントでオーマイガー!となるのですが、こちらは、お祭りなどイベントごとに通行禁止になる道路があり、バスがその地点を通過するのではなく、迂回するのです。きいてないよっ!と文句を言う人もいないし、言っても日本語通じないし。なのであえて日本語できいてないよっ!と言ってみました。さすがに6日目になると独り言も声に出して言えるようになりました。どうせ誰も理解できないだろうし、喜びも悲しみもフルオープンです。
話を戻しますが、私はGoogleマップをで確認しながら、動いていたので途中で気づくことができました。なんとかギリギリモスタの近くのバス停で降りることができました。中に入ります。無料でした。写真撮影もOKです。
▼天井
でかっ!!!とても美しい天井です。こういうのとっても好きです。
みんな自由です。お祈りしていたり、写真撮っていたり、モスク内を見学したり・・・。私はここで一時間ほどぼーっとしていました。
モスタドームはかつてはマルタの中心地に近いところに位置するため、旅人の十字路と呼ばれていたそうです。ヨーロッパでもローマ、ロンドンについで第3の大きさを誇っているそうです。教会開きは1833年。日本でいえば、「大塩平八郎の乱」くらいの時期でしょうか(黒船来航ちょっと前くらい)。
さて、街はお祭り騒ぎです。モスクに電飾つけちゃってる。さすがに日本で神社に電飾はないなぁと思いながらワクワクします。特に何か催しをしているわけではありませんが、とにかくお祭り騒ぎです。
街の様子。
華やかです。人が多いこと多いこと。ここでみんな夕食を食べるというのだから大変です。私も大変です。ここらはカードが使えるお店が限られています。あと日本円で2,000円しか持っていない私は軽く不安になりました。どんどん夜も更けてきます。
私が選んだのは
ハンバーガー
飲み物付きて3ユーロでした。結構な大きさでした。お腹パンパン。日本人に優しいマルタの人たち。
場所取りも結構必死です。
▲これ、多分100円くらいだと思うけど中にナテデココが入っていて確かにモグモグでした。
みんなとにかく楽しそうです。イタリア人が多かった気がします。日本人というかアジア人はさすがにここではお目にかかれませんでした。いい加減バスに乗らないとリタさんちにたどり着けません。なくなく戻ることにしました。
途中花火が上がっていましたが、スマートフォンではこんな感じでしか撮ることができませんでした。
モスタからリタさんちがあるペングローブまでは直行便がないため、一旦暗いヴァレッタに帰らなければなりません。夜のバレッタはさみしいものです。この21時を回るとこんなに静かになっています。
明日はマルタ島で遺跡を観に行きます。世界遺産は外さない予定です。
今日行ったところまとめ
ゴゾ島 マルサルフォルン
アズール・ウィンドウ
モスタ・ドーム
*1:ドイツの文具メーカー。鉛筆が有名。でも万年筆も発売しています。参考URL: